今回は初心者の方で伸び悩んでいる方が多いリスニングの勉強法。
- どうやって勉強すればいいか?
- どんな勉強をすればいいか?
こんなことをお話ししていきたいと思います。
今回はもっとも重要なことを2つのステップに分けて解説しています。ちょっと難しい内容になってますが、大事なことなのでじっくりと読んでみて欲しいと思います。
実はリスニングって英語のスキルの中でも一番伸びるのが早いです。
留学してもまず最初に身につくのがリスニングですからね♪
ぼくがこのブログで初心者の方はまずリスニング力を上げましょう。と言っているのもそういう理由です。
正しい方法で勉強していけばリスニング力はすぐに成果が現れてきます。
英語は身につくという達成感も得ることができるので、まずはリスニング力を上げるところからやっていきましょう!
間違った認識
本題に入るまえにリスニングについて間違った認識についてちょっとお話させてください。
リスニング力をあげる勉強法というのは様々な情報がネットにも出回ってますが、それってどうなの?って思うようなものがたくさんあるんですよね。
僕がすごく気になっているのが、
- 意味を考えながら聞きましょう
- 意味を推測しながら聞きましょう
というもの。
こうやって言うともっともらしく聞こえますが、ちょっと違うかなと。
聞いて理解できないからリスニングの勉強するわけであって、推測したり考えたりしてどうすんのかな?って思っちゃいますね。
聞いてわからないものはどんなに考えてもわかりませんから。
実際の会話なら、わからなくもないですが、リスニングの勉強ではそんなことは必要ないですね。
う〜ん。実際の会話でもこんなことしないか💦
- 意味を考えながら聞く
- 意味を推測しながら聞く
とにかく、リスニングにこういったものは必要ないということです。
では初心者にはいったい何が必要なのか?ということで話を進めていきます♪
2,英語の音を頭に叩き込め!

まずは英語の音に慣れて、【音】を聞き取る力をつけるということが一番最初にやるべきことです!
英語の音をしっかりとキャッチできるようになるということが何より大事。
日本語というのは音の長さも高さもほとんど同じように発音される言語です。
ーーーーーーーー
こういうイメージですね。
それに比べて、英語というのは日本語と違ってこ音の変化が激しい言語。
- 短く発音される音
- とても低く発音される音
- 単語同士がくっ付いて違う音になる
このように日本語にはない音がたくさんあるんです。
音楽に例えるなら、
日本語は子供が歌うような童話みたいなもので、英語は転調や変拍子などが混ざったクラシック音楽のようなものです。(分かりにくい例えでスイマセン)
英語の音というのは日本人にとっては未知の領域ということですね💦
だから全く聞き取れないわけ。
そこでこの超絶クラシックを聴きこなすために、まずは徹底的にトレーニングして英語耳を作ることが一番最初にやるべきことなんです。
意味が理解できるかどうかは後回し!
ちなみに、関西弁をの人は英語が早く身につくという話を聞いたことがありますか?
関西弁って標準語よりもメロディアスというか、リズミカルですよね?
【なんでやねん!!】
とか、
【アホちゃう!?】
とか(笑)
そういうリズムが関西弁の人は身についているので上達が早いなんていわれてます^^
2英語を頭から理解する力をつける!
さて、話が逸れましたが次のステップは【英語を頭から理解する力】をつけること。
英語耳ができれば、リスニングはできるようになるのか?と聞かれれば答えはNOです。
なぜかというと、リスニング力にはリーディング力も大きく関係しているから。
いくら英語が聞き取れても、その英語を瞬時に理解する力がなければ意味が分からず終わってしまいます。
会話ってどんどん先に進んでいきますよね〜。当然英文のスクリプトもないので、一発勝負なわけ。(聞き返すことはできますが💦)
ということで、
英語をスピーディーに読む力も必用なんです!
言い換えれば、リスニングというのは
英文を頭から一回さっ・・・と読んだけで理解できる力
とも言えるわけ。
そのために【英語を頭から理解する力】が必要不可欠なんです
普段から英文を返り読みする癖がある人はは要注意!
リスニングは返り読みできないでので、いつまでたってもリスニング力が上がらない負のスパイラルに陥ってしまいます。
そうならないためにも、【英語を頭から理解する力】がリスニング力を上げるために大事なことだと理解して欲しいと思います。
リスニング力を劇的上げる勉強法はコレ!

ちょっと説明が長くなりましたが
- 英語の音を聞き取る力
- 英語を頭から理解する力
リスニング力を上げるにはこの二つがとても重要だということがわかっていただけたでしょうか?
なかでも、【英語の音を聞き取る力】は伸びやすいので初級者の方はまずこの力をつけましょう!
ということですね。
ではどんな勉強法がいいのかということをこれから説明していきます。
ディクテーション
まずは王道のディクテーション!
これは最初にお話した【英語の音を聞き取る力】をつける勉強法。
ディクテーションは英語の音声を聞き、その音声聞こえた通りに書き写していく勉強法でちょっと大変なのですが、とても効果がある勉強法です。
ぼくは3ヶ月ずっとディクテーションをやってました。
ノートに聞き取った英語を書いていくのですが、だんだん聞き取れている部分が増えていくのでやりがいもあります。
ディクテーションの詳しいやり方やポイントはこちらで説明しているので合わせて読んでみてください^^
英語の音を聞き取る力をつけるには
【精聴】
が必要不可欠です。
聞き流しが効果ないと言われているのは集中して英語を聞かないからです。
意識をするだけでここまで変わるのかという驚きもありますが、とにかく!
精聴!精聴!精聴!です(笑)
ディクテーションでは聞いて終わり!ではなく、
書き取らなければいけないため、普段以上に集中して聴くために高い効果があるんですね〜。
ノートを作っておけば、日に日にレベルアップしてうことがわかりますので、モチベーションアップにも役立つので、まずはディクテーションを徹底的に!!
スラッシュリーディング
続いてはスラッシュリーディングと呼ばれる勉強法。
スラッシュリーディングとは英文にスラッシュを入れて区切っていき、英語の語順のまま訳していく勉強法
こちらは2番目の【英語を頭から理解する力】を鍛えるトレーニングです。
英語を頭から理解するには、語順という壁を越えなければいけません。
日本語と英語は語順が逆と言われたりしますが、英語の語順のまま理解できなければ、確実にリスニング力で伸び悩むます。
なぜかというと、英語を理解するスピードが遅いから。
こちらを・・・
このように区切って・・・
このように頭から訳していきます。
このトレーニングすることで、リスニングの理解スピードが圧倒的に上がります。
リーディング力も飛躍的にアップしますし、地味ですがとても効果のあるトレーニングですので、面倒くさがらずにやって欲しいと思います。
瞬間英作文
瞬間英作文という名前を一度は聞いたことがあるかもしれませんね。
スピーキング力を上げるトレーニングとして有名ですが実はリスニング力をつけるのにも役立つんですね。
というか、瞬間英作文は万能です(笑)
英語力の底上げをするには瞬間英作文が一番なので、早いうちに瞬間英作文をやるようにしたほうがいいですね。
まとめ

第一段階は何と言っても英語の音を聞き取るトレーニング!
【意味がわかるかどうか】の前にまずは英語の音やリズムに慣れることが何よりも大事です。
- ディクテーション
- ディクテーション+スラッシュリーディング
- 瞬間英作文
勉強法としてはこのような順番でやっていくとかなり効果的です。
始めのうちはディクテーションをやるだけでもOK!
ぼくは勉強らしい勉強はディクテーションが初めてだったんですが、リスニング力はかなり上がりましたね。
勉強の仕方がよくわからないという方はまずはじっくりディクテーションをするのが◎
勉強プラン
簡単ですが勉強プランを考えてみました!
まずはディクテーションを1ヶ月間。
ディクテーションは集中力を使うので、結構疲れます(笑)
なかなかハードなので、まずは慣れるためにも1ヶ月間。
なれてきたら、ディクテーションが終わった後にスラッシュリーディングをしていくといいですね。
- 英語の音を聞き取る力
- 英語を頭から理解する力
この二つを攻略していきましょう。
ここまでくるとかなり耳が出来てきてるので、ディクテーションの代わりにシャドーイングに切り替えもOK
瞬間英作文は万能な勉強法なので、ぜひ続けたい勉強法ですね。
ここまえ勉強を続けた方はかなりレベルアップされているので、聞き取る練習じゃなくて、多読や発音練習をすることで、さらにリスニング力をあげることができますよ〜。
勉強法など、何かわからないことがあればどんどん聞いてください^^